工作舎トップ プロフィール 道楽日記 お知らせ 森香る家 作品(works) 寄り道 |
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道楽記 私の個人的な主観で気のむくまま感じるまま勝手に書いています。 |
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2004年夏に完成した大屋根の家は約5年が 経過した。 5年前に植えたヤマボウシの木はずいぶん大 きく成長したようだ。 もみじは残念ながら枯れてしまったが、建 物の色合いもいい感じで存在感をかもしだ しつつある。 周辺ののどかな景色にうまくとけ込んでき たように見えた。 建て主もまた、家族も増えて、この土地に とけ込んできたようだ。 |
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これ、こころひかれる。ひとめぼれ。 下仁田町で見つけた古い蔵です。 高級ではない。 屋根のかるい感じ。 壁も下塗りまで。 壁のかどなどがやわらかい表情を。 軒をささえる柱か棒か。 全てが魅力的。 だれが作ったか知りたい。 その人にあいたい。 |
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見とれる。立派な蔵と生け垣です。 いい感じで壁が落ちている。 永いことここにあったことが見てとれる。 窓と壁のバランスが最高。 本体と屋根のバランスが最高。 だれが作ったか知りたい。 そのひとと話がしたい。 |
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とてもきれいな蔵です。 なまこ壁と漆喰でしっかり仕上げられてる。 手前の生け垣もきれいに刈り込んでる。 でも、きれいすぎかな。 優等生な蔵という感じがする。 漆喰の壁が緊張感とか堅さを感じさせる。 私の性格には合わないかもしれない。 もっと楽に。 もっと適当に。 だらだらいこう 。 |
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まさにこれだ。これこれいいよね。 置屋根の蔵ですが、屋根の浮きかげんといい この壁と屋根いいよね。 なにか、植物が同居しています。 荒壁かな。何十年この姿なんだろう。 いや、100年超えているかもしれない。 これだけ軒が出ていればたいがいは大丈夫。 この未完成っぽい感じ、なにか人間くさい。 人間もいろいろ、蔵もいろいろ、 あれ、どこかで聴いたような。 アトリエとして使いたいよね。 |
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吉村順三さん設計の有名すぎる別荘です。 私が建築を志す最大の要因になった建物。 今、時を経てここに存在する。 増築がされて、建設当初の姿とは少し違うけ れど、東側のポロポーションは感動です。 内部は写真でしか見たことがないけれど、 いつか、体感できる時を信じて、 それまで私もがんばろう。 いつまでも、ここに存在してほしい。 |
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旧井上邸南西よりの外観です。 プロポーションが最高。 何ともいえない美しさが感じられる。 古くても、新しささえ感じる。 素人の私が撮影した写真でもこれだけ よく見えるのは、 それがいかに美しいかを証明している。 ここに、永く存在してほしい。 |
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藤森照信さん設計の高過庵です。 知人が撮影したものだが、 じゅうぶん、伝わってくる。 実物を見たい衝動にかられる。 なんの説明もいらない。 中に入って外を眺めてみたい。 この中で昼寝をしたい。 いままで見たことのない 世界が待っていそうな気がする。 高過庵て名前もすごくいい。 |
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藤森照信さん設計の資料館です。 鉄平石を屋根に葺いたり、手割り板を壁に つかったり、独自の土壁風の左官材を内外壁 に使用した存在感たっぷりの建物です。 とても、どろくさくて、やわらかく、 生物的な感覚が伝わってくる。 何ともいえなく大好きになります。 右上の民家は佐久地方の鉄平石を屋根に葺い た現存する民家。(築100年以上か) そこにあった素朴な素材で家を作る。 建築の原点がここにある。 |
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鉄平石民家の屋根の葺き方 |
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群馬県藤岡市にある共和建材さんの達磨釜。 達磨釜といって、瓦を焼く窯です。 一枚一枚、手作業でたたいて、こすって、 形を整え艶を出し、乾燥させてからこの釜 の中で焼く、まさに手作りの瓦です。 場所により火のあたり方や温度も違ってくる ため、同じものは一つとない昔ながらの味 のある瓦です。 焚き口から火をいれて、最後は土で蓋をして いぶし、土があの瓦の色になります。 職人の智恵と経験に頼る本物の瓦です。 全国でも希少な瓦と職人が藤岡に存在する。 これを使わないわけにはいかないでしょう。 |
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我が家の周辺の様子。夜には満天の星空が見れる。 この景色は気に入っている。 春には、うぐいすがきれいな声を聞かせて くれるし、キジもしばしば現れる。 他の鳥達も多く見かける。 せみの声は少しうるさいかもしれないが、 オニヤンマ、シオカラ、などのトンボや、蝶 ゲロゲロと青ガエル、トカゲ、ヘビ、沢ガニ ただ、いろんな虫が多いのも事実である。 カブトムシやキリギリスなどはまだいいが、 ゲジゲジ、ダンゴ、ヤスデ、アリ、ハチ、ムカデ、 家の中にだっているからね。 ま、それは仕方ないけどね。 |
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我が家に住んで初めての雪の日。 いい年してうきうきして、 何か外に出て雪の感触を味わいたくなる。 意味もなく歩いたり頭上を眺めて口をあけて 雪の冷たさを今さら確認する。 あたりは真っ白になり、 自分の心も真っ白になっていくような、 全てがきれいになるような、 雪は魅力的だ。それは雪が白いから、 そして、最後は子供と雪合戦。 |
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